2012年1月20日金曜日

埼玉・平林寺のカラスの就塒状況のリポートを貸し出します

東京のいわゆる「カラス問題」は、現都知事再選ということで、抜本的な解決策がなされないまま、捕獲などが継続されています。最近は生ごみの収集方法なども改善され、ごみ漁りをなどの問題は少なくなり、また、都への苦情が少なくなっていて、マスコミなどもあまり取り上げなくなって小康状態というところです。
ただ、最初は東京や札幌、仙台などの限定問題と考えられていたものが、各地の都市でも勃発し、全国的な問題となっています。そこで、どんな問題が発生しているかは、今後このブログで紹介をする予定です。
ところで、本会をはじめとして、まず基礎的な個体数調査を実施しているところは多く、それぞれ工夫をしています。どんな調査方法で、どんな成果を上げているのか、いろいろなリポート・報告書を読むのは有効です。
昨年末、東京都と隣接している埼玉県新座市の平林寺での状況が、読みやすい形で発表されました。調査を実施している武蔵野野鳥の会が発行した創立30周年記念号に、『平林寺におけるカラスの就塒状況』(高橋新吉・荒尾精二)というタイトルで28ページをついやしての報告です。
記念号が会に寄贈されましたので、読みたい会員には貸し出します。メールで事務局へその旨お知らせください。メール便で現物(記念号)をお送りしますので、2週間程度でご返却ください。〔都市鳥研究会事務局〕