今秋11月2日(土)に、日本野鳥の会東京と共催で、東京都心部の自然“緑島(りょくとう)”を対象としたシンポジウムを、東京の国立科学博物館附属自然教育園で開催します。この中で、都市鳥研究会としての従来の研究を紹介するとともに、都会に棲みだしたオオタカに焦点をあてて、東京都心部の自然を見ていきたいと思います。
都心部で営巣しているだけで「都会派」といえるかどうかわかりませんが、里山に棲むオオタカとは少しようすが違います。今回はオオタカに興味を持つ方がたくさん出席されると思いますので、その中でいろいろなディスカッションも予定しています。ぜひ参加されるとともに、ご自分の考え・意見をお願いします。
【シンポジウム開催要領・プログラム】
東京の環境を考える・第3回
東京都心部の自然・“緑島”の今と昔・そして未来
日 時:2013年11月2日(土)12時30分開場、13時~16時
会 場:自然教育園・講義室〔東京都港区白金台・国立科学博物館附属〕《地図参照》
定 員:先着50名
〔満席の場合は、入口にその旨を表示します。ご確認の上入園ください〕
参加費:無料〔入園料300円。65歳以上・高校生以下は無料〕
〈基調講演〉
1.東京都心部の自然“緑島”における鳥たちの変遷 川内 博氏(都市鳥研究会)
2.都市緑地とオオタカの保全 金井 裕氏(日本野鳥の会)
3.自然教育園60年間の自然の記録 矢野 亮氏(自然教育園)
〈パネルディスカッション〉
オオタカが生息するようになった「東京都心部」の環境とは
パネリスト:金井 裕・中村文夫・高橋嘉明氏